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最初期のヴァイオリン:ヴァイオリン製作者とその作品たち

本展では奇美所蔵のユニークなヴァイオリンの展示により、奇美所蔵の名器中の各国最初期ヴァイオリン製作者たちのクラシック作品を観賞していただき、ヴァイオリンと弓の製作工程について認識を深めていただきます。

2階 楽器ホール / 常設展

輝かしい歴史の始まり-各国最初期ヴァイオリン製作者作品・奇美コレクション
16世紀にはヨーロッパ内陸の貿易路線の発展は既に成熟しており、各都市間の商業と文化交流は非常に盛んに行なわれていました。17世紀の楽器発展やヴァイオリン属の地位が次第に高まるにつれ、ヴァイオリン製作業は鬱勃と発展していきました。政治や地域、自身または大衆の好みによる影響を受けつつも、ヴァイオリン製作者たちは名匠の作品を自由に模倣しながら、その創造力を遺憾なく発揮していきました。各国のヴァイオリン製作者たちは現地と外来のスタイルを融合させ、当時の流行音楽の形式や好みの音色に応じて、しだいに異なる特質を表現するようになりました。本コーナーでは時空を超えて、各国最初期ヴァイオリン製作者たちの作品を再現し、各国のヴァイオリン起源時代や、ヴァイオリン製作者たちが互いに影響し合いながら高めていったヴァイオリン工芸の美しさを展示します。