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美の軌跡:13~20世紀西洋芸術

本展では西洋芸術発展の軌跡について紹介し、13~20世紀の芸術作品を4つの時代に分けて展示します。

2階 芸術ホール / 常設展

13~16世紀:神性と人性
西暦4世紀末にローマ帝国がキリスト教を国教化した後、芸術と宗教の千年余りに渡る密接な関係が始まりました。この時代においては会堂装飾の絵画にしても彫塑にしても、すべて神の栄光を表すためのもので、テーマの多くが教誨、訓戒、聖人や聖書の物語を主としており、芸術の表現方法は象徴性と装飾性に溢れていました。中世盛期より、人々の自己価値や現実生活、客観的世界に対する注目は日増しに高まり、ルネサンスと古典ギリシャローマ芸術の影響のもとで、自然で写実的な、理想性を含蓄する芸術の美しさが徐々に発展されました。